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個人事業の制作屋のブログ

JPG→jpg 大文字拡張子を一気に小文字へ変換する方法

制作業務を行っていると、大量の画像を扱うシーンに遭遇します。
通常、HTMLコードを記載する上で、拡張子は小文字で統一しますが、
スマートフォンやデジカメで撮影した画像のファイル名は
「●●.JPG」と大文字になっていて困ることがあります。
 
拡張子はファイル名を変更するのと同じ方法で変更することはできますが
たくさんある場合、一つ一つ手動で行うのは大変です。
 
こんな時に、一気に拡張子を小文字に変換させる方法をご紹介します。
 

1. 変換したいファイルを1つのフォルダに入れる

この時、同じフォルダに違う拡張子や小文字のjpgファイルなどが混じっていても問題ありません。
 
 

2. バッチファイルの作成

バッチファイルとは、コマンドと呼ばれる命令文を記載してあるファイルのことです。
ここでは、JPGという大文字の拡張子を小文字に変換せよ、という命令文を記載したファイルを作ります。

(1)Windowsでメモ帳を開きます。


 
 
(2)下記のように記述します。

ren *.JPG *.jpg


 
 

(3)ファイル名は自由につけ、拡張子は.batとし、
1.のフォルダ内に保存します。


 
 

3. バッチファイルの実行

作成したバッチファイルをダブルクリックすると、命令が実行されます。
しかし、この時点では変わっていないように見えますのでご注意ください。


 
 

一旦フォルダを閉じるか、別のフォルダに移動した後、
再度、該当フォルダに戻ると、拡張子が変更されていることが確認できます。


 
 
batファイルはそのまま削除して構いませんが
たびたび同様の作業を行うことがある場合は、PC内に保存しておくと良いですね。

ホームページSSL化

7月にGoogleさんが
「全てのページをSSL化していないWebサイトは、このサイトは安全じゃありませんよ、と表示させちゃいますよ?」という警告のアナウンスを行ったこと受けて
このブログを含むライブピクセルのWebサイトも、常時SSL化に変更いたしました。

 
アドレスバーをご覧いただくと、鍵のマークと「保護された通信」の文字
そして、http → https
URLのhttpに「s」がついているのが分かります。
これでライブピクセルのホームページはSSL化された、ということになります。
  
  
でも、そもそもSSL化って何なの?という方は、たくさんいらっしゃると思います。
  
  
SSL化というのは、ホームページを閲覧している機器と、ホームページのデータが置かれているサーバー間での、データのやりとりを暗号化を使って行う仕組みのことです。
  
  
例えば、ショッピングサイトなどで商品を注文するときには、
名前や住所、場合によってはクレジットカード情報などを入力して送りますよね。
 
 
この送信情報を盗み見られたらとても困りますよね。
そういったことがないように、データを暗号化して送れるようにする、というものなのです。
 
 
今までのホームページの中でも、こういった個人情報を送ったりするショッピングカートのページや、お問い合わせや申し込みなどのフォームのページでSSL化を行うということはありました。
でも、一部のホームページだけだと、本当は不十分だよ、まだリスクが残っているよ、ということで、サイト全体をSSL化して安全に運営しましょうよ、という流れが生じているのですね。
 
 
これまでSSL化しようと思ったら、その証明書の発行とその維持には、結構な料金がかかっていました。
でも、時代は変わるんですね。
無料で利用できるSSL証明書も出てきたことには驚きでした。
 
 
また、以前はSSL化すると通信速度が遅くなるんだ、という認識がありましたけれど、今は、環境によってはむしろ高速化が可能だったりするというぐらいで、このデメリットも考える必要がなくなりました。
 
 
検索エンジンの順位のも影響するとか、冒頭に書いたように、安全じゃない表示が出てしまうとか、Googleさんが言い出したら、それは常時SSL化の流れが加速するのは当然だと思います。
でも、制作屋さんがこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、そこまで急ぐ必要はない、と思っています。
(2018年7月現在 常時SSL化はできるならばやったほうがよい流れになってきています。こちら改めて記事にさせていただきます~城内)
 

 
スマホ対応の時も、確かにいずれはやったほうがいいし、タイミングによってはそれが今だろうというサイトもありましたが、騒ぐほどの順位変動や影響はなかった、という方は多いと思います。
皆さんそれぞれお持ちのホームページと使い方によって、緊急性もやり方も異なると思います。
 
 
むやみに、早く早くと振り回されないように、少し冷静に見極めたいですね。
心配な方は個別にご相談くださいね。(^^)

 
お問い合わせはこちら
個人のホームページ制作屋 ライブピクセル

更新したはずなのにホームぺージの表示が変わっていない?

ライブピクセルでは、多くのお客様のホームぺージ修正や更新作業をお引き受けしております。
作業を完了した時にお客様へ完了のご報告をさせていただくわけですが
ご確認いただいても「変わっていないのですが・・・」とか「表示が崩れて見えるのですが」というご連絡をいただくことがあります。

私の環境ではきちんと修正が反映されています。
なぜこんなことが起きるのでしょうか?

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パソコンのブラウザには「キャッシュ」と呼ばれる機能があります。
「キャッシュ」とは、一度表示したことがあるホームぺージの画像やデータをブラウザが保管(記憶)しておくことで、再びぺージを表示させた時に読み込む速度を早くするための仕組みです。

新しいデータをきちんとアップロードしたのに表示が変わっていないときは、この「キャッシュ」によって、新しいものではなく保管してある古い方が表示されている、ということが原因です。
デザインが崩れている場合は、新しく入力した内容は表示されているけれど、デザインの指定をしているファイルはキャッシュされた方を読み込んでいる、といった場合です。
これは、PCもスマートフォンでも起きる現象です。

この問題の解消方法には、「キャッシュのクリア」あるいは「スーパーリロード」という方法があります。


キャッシュのクリア
キャッシュしている情報自体を削除してしまうこと

スーパーリロード
キャッシュを一時的に無視して、現在表示しているページを新たに読み込むこと。
キャッシュは削除されない。


簡単なのはスーパーリロードになりますのでお試しください。

 Windowsのスーパーリロード

Chrome、Firefox
Ctrl+F5
Microsoft Edge
Ctrl+R
 

 Macのスーパーリロード

Safari
⌘+option+E
Chrome
⌘+R

そしてご質問として多いのが、「私は表示崩れの原因が分かって、キャッシュを消すことで確認できますが、このページを見ている方は表示が崩れたままにならないのですか?」ということです。
ごもっともな疑問です。

第三者の方が、比較的最近、同じページを閲覧したことがある場合は、まだキャッシュが残っている場合がありますから、崩れて見えている可能性があります。
キャッシュは一定量しか残せませんから、別のページをたくさん閲覧すれば、別のキャッシュがどんどん蓄積され、古いキャッシュはそのうち消えます。
でもそれがいつになるのかはわかりません。閲覧者の環境、状況によるからです。

でも、初めてそのページを見る人にとっては、対象のページのデータはキャッシュされていないわけですから、表示は正常の状態で表示されます。

悩ましいですね。

そもそも、キャッシュをさせないようにすることもできますが、それはそれでページの読み込みが遅くなるというデメリットもあります。
修正などの際に、キャッシュの影響を受けずに済むコツもありますので、また別の機会にご案内できればと思います。

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